『ヒーリングライフ』-副業と好きな仕事で幸せに暮らそう-

大好きな仕事(広告業・イベント業・アロマテラピー講師)で生活している、シングルマザーのブログです。

ありがとう、お局様。さようなら、腐った職場。

2012年5月。

まだ少し肌寒い春の日に私は夫のDVから逃げ、早朝の新幹線に乗り込んだ。

財布とパソコンだけを持って、殴られてあざだらけの体で、着のみ着のままで。

 

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あるとき夫は包丁を持ち出して暴れ、夫の両親が助けに来て、どうにかなだめてくれた。

あるとき夫は私の首を本気で絞め、息ができなかったので「やめて」と懇願した。

 

当時の私は妊娠3ヶ月。

夫が子供を欲しがって作ったが、子供を狙ってお腹を殴る日もあった。

 

 

結婚前は優しい夫だったけれど、彼は自分の思いを暴力でしか表現ができなかったのだろうか。

 

殴ったり脅したりして、彼は何が楽しく、何が満たされたのだろうか。

  

 

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その後、協議離婚と出産を終え、実家のある石川県でシングルマザーとしての生活が始まった。

 

最初に働いたのは地元の雑誌社。だけど、契約社員としての期間は1年ほどで終了してしまった。

 

子供はまだ1歳で手がかかる。

子供が病気になってもすぐに家に帰れるよう、家から近くて長く働ける会社がないか求人誌で探した。

 

 

私の地元では鉄工業が盛んで、求人誌には鉄工関係の仕事がたくさん掲載されている。

そのため地元民は鉄工所で働いている人が多く、長く働ける仕事として鉄工関係の仕事は信頼が厚かった。

 

そこで、家から車で10分の距離の鉄工所に応募することにした。

 

面接に受かり、早速来て欲しいと連絡があり、まずは正社員雇用前提の派遣社員である紹介予定派遣という形で、営業をサポートする営業事務として時給で働くことになった。

 

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ところが鉄工所で働き始めた1日目。

 

ありし日の浜崎あゆみ並に太いアイラインを引いた元ギャル風の教育係がこう言ったのだ。

 

「今日教えたこと、明日の朝までに全部覚えてきてね。」

 

 

ちょっと待て。こちらは時給で働く派遣社員

家に仕事を持ち帰ること自体、そもそもおかしい。

 

心の中で激しくそう思ったが、家から近くて、給料もそこそこの仕事はあまり無い。

 

子供だってまだ小さい。会社員になって生活を安定させたいし、稼ぎ頭は私しかいない。

 

 

我慢して覚えてから出社することにした。

翌日、仕事を覚えて出社した私に元ギャルは驚いていた。

 

後でわかったのは、この人は新人を怒ることが教育だと勘違いしているタイプで、常に同性にマウント(自分が上だとアピール)してくるということ。

 

そのせいで、社内の大半の女性から嫌われていた。

 

今思えばこんなマウンティング女子を教育係にしている時点で、この会社をさっさと辞めればよかった。

 

だけど、さらなる出来事が私を待ち受けていたのだ。

 

 

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この元ギャルが唯一萎縮する相手、それが会社の事業部長である、40代シングルマザーのお局様だ。

 

営業職でかつ鋼材の管理をしている彼女は、80歳になる引退間近の社長が一番信頼していて、会社全体をほぼ管理している女性。

 

彼女は、マイルドヤンキー(上昇思考がなく地元で強い人間関係を大切にする、見た目がヤンキー風な男女。)が多いこの鉄工所をとりまとめているのだが、

 

 

私が挨拶すると高確率で無視をする。

 

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入社した頃から薄々気づいていたのだが、お局様はどうも私のようなタイプの人間が嫌いのようだ。

 

 

私の何に対して怒っているのかさっぱりわからなかったけれど、私は40代のいい年齢の女性が部下の挨拶を無視する姿を見て、正直小学生かなと思っていたし、

 

 

具体的に私に問題点があるなら、口に出して「こういう部分を改善して欲しい」と説明をしてもらいたかったが、具体的に何かを言われることは特になかった。

 

 

 

会社は稼ぐ場所であって、みんなと仲良しになる場所じゃない。

 

そう割り切っていた私は、仕事をこなしながら、お局様の行動を気にしないことにしていた。

 

 

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ある時、取引先の商品の伝票入力について私はミスをした。

 

すると、なぜかお局様から呼び出しをくらい、お局様のデスクに行くことに。

呼び出されて早々、たくさんの従業員の前で怒鳴られたのだった。

 

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お局様は「大切な取引先だから」と主張していたが、この会社はうちの会社の最大の取引先なわけでもないし、ちょっとのミスを難癖つけてくる気難しい取引先でもない。

 

取引先側からも伝票のミスがたまにあるのだが「いつも、すみません〜!!」くらいの軽い感じで済むレベルなのだ。

 

さらに、この取引先はお局様が関わっている取引先でもない。 

 

この取引先といつもやりとりしているのは、会社の工場を仕切っている40代の工場長(既婚の男性)だ。

 

お局様は「工場長にも、必ず謝りの電話を入れるように!」と私に念を押した。

 

伝票のミスでやたらに大騒ぎするお局様の理由がわからないまま、とりあえずミスはミスなので、その場は謝って早めに伝票を修正をし、取引先にも謝りの電話と正しい伝票送った。

 

その後、工場長に連絡を入れ「伝票のミスがあり、ご迷惑をかけてすみません」と伝えたが

 

「ん?あ?そうなの?」

と、何でこんなことで電話してくるんだろう?というニュアンスで工場長は受け答えをしていた。

 

 

私はモヤモヤしつつも、とりあえず片付いたのでこの件を忘れていたのだが、しばらくしてこの原因がわかった。

 

お局様と、工場長が不倫関係だったのだ。

 

つまりお局様は、あのときこう言いたかったわけだ。

 

「あんた、アタシの男の仕事に泥を塗るんじゃ無いよ!!!」

 

 

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この後、私の働きぶりが評価されたのか派遣社員から正社員まで通常2年かかるところを、1年で正社員の打診がきた。

 

だけど、私はお断りをして退職する旨を伝えた。

 

すると、80歳の社長がわざわざ2人で面談する時間を作ってくれた。

 

社長は「どういう理由で辞めたいと思ったか、わしに教えてもらいたい」と、優しく聞いてくれたが、

 

「家族が体調不良気味で、小さな子供を見てもらえそうになく、今後残業の対応が全くできないので社員になるのは難しいと思います」と、それらしい理由を私は話した。

 

まさか、80歳の社長が心から信頼しているお局様が腐っていて、働くのがバカバカしいからこの会社にいたくない思っているだなんて、本音を伝えることはできなかった。

 

 

 

 

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お気づきだろうか?

別れたDV夫も、マウンティング女の元ギャルも、不倫女のお局様も共通点があることに。

 

誰かをコントロールして自分を満たそうとしている

 

という点で、彼らは同じなのです。

 

こういうのを「コントロール欲求」と言うそうですが、あなたの職場にもこうした人はいませんか?

 

こうした人たちは「とにかく自分が正しい!」と思い込んでいて、人がそれぞれ別々の考え方を持っていて生きていることをきちんと理解していません。

 

そして、自分と同じ考えではない人に対して、あらゆる方法を使って攻撃をし、思い通りに動かそうとします。

 

もし、そんな人からのコントロールで嫌な思いをしている人は、その環境を変えることをおすすめします。

 

 

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私は、この腐った職場を脱出したあと、職業訓練を経て従業員2000人規模のIT関連会社へ転職することが決まりました。

 

大きい会社の割には自由な社風で、マウントしてくる教育係も、不倫相手のために文句を言ってくる人もおらずコントロールが無い環境で、普通に働くことができています。

 

 

あのとき、会社を仕切っているお局様が私を怒鳴らなければ、今の会社へ転職することは無かった。

 

ありがとう、お局様。

そして、さようなら、腐った職場。

 

コントロールされない環境を選ぶことができて、本当によかった。